単純明快。
それで食ってる、生計を立てている人。
どの世界でも当たり前のことだ。
なぜか、写真の世界だけはその定義が当てはまらないようだ。
”プロだからすごい作品を撮れるはず”
”写真が上手い人がプロだ”
申し訳ないが全く違うよ。
プロというのは、その時その時必要な写真を撮る人たちの事です。
インスタでは「プロ顔負け」のライティングを駆使した凄い作品が並ぶ。
それはどんなに素晴らしくても、アマチュアだから撮れる写真だ。
極端な例を挙げると、写真屋さんが幼稚園の運動会を撮影するとき、1人の子の素敵な笑顔をアップで撮影しても意味がない。
それこそ、入場門に並んでいる子を4~5人ずつまとめて片っ端から撮影する。
絵のクオリティはいらない。
それは、目的が販売だからだ。
1人のアップは1人しか買わないが、5人写っていれば5人買う可能性がある。
写真屋さんにとって必要な写真を撮っている訳だ。
これで生計を立てている訳で、写真屋さんはプロと呼んで差し支えないだろう。
いい悪いは別にして、写真を撮る目的があってそれを遂行し、金銭を得るのがプロである。
アマチュアは、「撮りたいから撮る」
それでいい。
でもそれは、目的がない以上どんなにクオリティが高くてもプロの写真ではない。
上手い、凄い写真を撮れる人がプロではないんだよね。

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